本来なら運動会の前に実施されるはずだった子どもたち同士で交流し合う「表現運動発表会」が昨日ありました。
運動会当日は学年部で分かれていたので、自分の学年部以外の演技を見ることはできませんでした。
ですので昨日の発表を実施しました。
運動会から数日経っているので、演技自体の出来はどうなるか懸念されるところでしたが、どの学年部も運動会さながらに頑張っていました。
高学年の組体操を見て子どもたちの中から驚きの喚声があがったり、低学年、中学年の演技を見ている子どもたちが見とれている様子など、同じ小学校の知っている子の普段見られない姿に子どもたちは興奮していたように思います。
低学年・中学年からすれば、上の学年で何をするのか、どんな表現があるのか。高学年からすれば、後輩に先輩の頑張りを示す良い機会になったと思います。
コロナ禍で交流が制限される風潮の中、子どもから子どもへの「伝承・継承」がこの発表会でできたように思います。
締めの校長先生のお話では、興奮冷めやらぬ校長先生の大きな声(voice)でマイクが一時的にリミッターを2度ほど振り切って音声が止まるほど、大人たちも感じるものがありました。
発表や行事の形は変わっても、子どもたち同士の学び合いは絶えないように工夫した指導、教育の機会の実践は大切なんだと改めて思いました。

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