理科室で実験

5年生の理科の単元「物のとけ方」での学習の様子です。
水に溶けた食塩を水だけを蒸発させて取り出す実験をしました。
昔はアルコールランプを使用して行っていた実験ですが、今ではカセットコンロを使用しています。
水が蒸発して食塩が姿を現す瞬間は子どもたちも大興奮でした。
GIGAスクール構想のもと、ICT活用の名のもとに一人一台端末を持つ時代となり、実験をしなくても動画で学ぶことができるようになった今日現在ですが、実際に実験を行って化学現象を間近に体験することは、単なる学びではなく記憶に残るインパクトを伴います。
また、ガラスでできたビーカー、陶器の蒸発皿、火を扱うカセットコンロなど、理科の実験用具に触れることは、今後の人生において生活の中でも役に立つことがあるはずです。

「学びとは単なる知識の伝達ではなく、記憶と体験と共に継承していくものである」

それが学力につながればこれ以上のことはないと思います。



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