太陽と影の観察

3年生の授業の様子です。
太陽と影について運動場で観察をしました。
「遮光プレート」という特殊な教材を使って太陽を観察すると、太陽が緑色に見えるので不思議な景色になりますが、子どもたちは興味深く学習していました。

昔から太陽について日本では神秘的なものとして崇められてきました。
時間という概念がなかった古墳時代には夜明けとともに鳴くニワトリが、「太陽を呼ぶ生き物」「太陽を連れてくる使者」と考えられ、最も早く埴輪として作られたほどです。

西洋では科学的に太陽の周りを地球が公転していることがわかるまで、天動説(地球の周りを太陽が回っている)が信じられていて、ガリレオ・ガリレイが唱えた地動説がローマ=カトリック教会の宗教裁判で有罪になったこともありました。

何かと歴史上で話題になってきた太陽ですが、太陽について学習するのは子どもたちにとってスケールの大きな学びになると思います。

「すごい」「びっくりした」など、太陽への興味関心が深まるといいですね。

<太陽を見ている子どもたち>

<遮光プレート越しの太陽>

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